現在、加工食品等の表示ラベルでは原材料、原料原産地、添加物、アレルゲン、
栄養成分表示など、多くの印字項目が必要になっています。
必然的にラベルの記載内容が多くなり、ラベル自体を大きいものに変更する必要があったり、
ラベルのレイアウトを調整する必要なんかも出てきます。
文字数が多い商品や、商品ごとに文字数のバラツキが多い場合におすすめのラベルが
”ライナレスラベル”です。
ライナレスラベルとは
ライナレスラベルには台紙が無く、縦の長さが連続したタイプのラベルです。
ラベルを発行する為にはライナレス対応のラベルプリンタが必要です。
ライナレス対応のラベルプリンタでは、表示する文字数や内容により、無駄のない長さで
自動的にオートカットしてくれますので、台紙付きラベルと比較すると、無駄なスペースを
最小限に抑えられ、ラベル自体のコストも比較的お安くなります。
ライナレスラベルにつきまして、詳しくは下の動画をご参照ください。
※動画のようにライナレスラベルの発行後は1枚ずつ手にとってその場で容器に貼付します。
(ラベルの仕様上、台紙付きラベルのような保管はできません)
ライナレスラベルのコスト比較
参考までに、動画で紹介したラベルプリンタKP70用ライナレスラベルと、当店の
白無地サーマルラベル(台紙付き)でコストを比較してみます。
比較前提として、それぞれのサイズは幅60mm高さ60mmとします。
⇒1枚当り約0.99円(税込)
⇒1枚当り約0.79円(税込)
さらにライナレスのオートカット機能により、
ラベルの無駄を省いた場合を考慮(平均3割削減)
⇒1枚当り約0.55円(税込)
1日500枚発行の場合
1年間のコスト
・白無地サーマルラベル(台紙付き)
0.99円x500枚x365日=180,675円(1年間)
・KP-70用ライナレスラベル
0.55円x500枚x365日=100,375円(1年間)
ライナレスと台紙付きラベルのコスト差額
5年間の使用コスト
KP-70ライナレスラベルは100,375円(年額)×5年=501,875円。
白無地サーマルラベル(台紙付き)との5年間比較で約401,500円の差額となりました。
使用枚数が多いほど、ランニングコストは抑えられます。
その他、ライナレス対応のラベルプリンタは様々なモデルがあり、
各機種に対応した専用のラベルがございます。
以下は当社おすすめのライナレスモデルになります。
ラベル.e-STOREおすすめのライナレスラベルプリンタ
東芝テック社製ラベルプリンタKP-70LC-S
※ハイグレード機種
使用枚数が多い場合におすすめ
新盛インダストリーズ社製ラベルプリンタHALLO neo7 H23T-CL/H33T-CL
※1日あたりの発行枚数が300枚以上の場合におすすめ
東芝テック社製ラベルプリンタKP-20LC-R
※1日当たりの発行枚数が300枚以下の場合におすすめ
東芝テック社製ラベルプリンタBV410D-GL02-S
※パソコンから印刷したい場合におすすめ
上記各機種のカット部分はメンテナンスフリーで使用できます。
※一部のメーカーではカット部分の清掃が毎日必要なモデルがあります。