ラベルプリンターを導入する際、みなさんがあまり気にしないことの一つに、”ラベルのコスト”があります。安いものなら1巻数百円から千円ちょっと、1枚当たり数円少々…
1日に数百枚しか発行しないから、そんなに気にならない、という気持ちもわかります。
実際にいろいろなメーカーのラベルコストを比較をしてみたら、意外な結果に。
お客様から問い合わせの多いメーカー2社の純正ラベルと、弊社の無地ラベルとの
コストを比較してみます。
公平を期すために、ラベルサイズは幅60mm高さ60mm、
1日に100枚を使用した場合での比較をします。
※弊社白無地サーマルラベルの1枚当たりのコストは0.99円
1日100パックに貼る場合
プリンターメーカーMA社の場合
まずは事務器メーカーMA社の純正サーマルラベルと、弊社の汎用白無地サーマルラベルの
比較です。
MA社の純正サーマルラベル1枚当たりのコストは3.98円です。
MA社純正ラベルと 弊社白無地サーマルラベルとの差額
MA社の純正ラベルの年間のコストが約14万5千円。
弊社ラベル.e-STOREの白無地サーマルラベルの年間コストが3万6千円なのに、
一体なぜこんなにコストがかかるのか、よく問い合わせをいただきます。
実はMA社のプリンターはほぼすべてのラベルプリンターが、特殊なマークが入っている
純正ラベルしか使えない仕様となっており、プリンター本体のお値段は標準的ですが、
ラベルが かなり高額です。
ラベルプリンター関連は比較的、情報開示されていないカテゴリーになります。
気軽にネットショップで製品を購入した後、純正ラベルしか使えないことを知り、
憤る方も少なくありません。
1日30枚ラベルを発行するケースでも5年間でラベルプリンタ1台購入できる差額と
なってしまいます。
さらに5年使用時のコストと、弊社の白無地サーマルラベルとの差額を計算してみます。
MA社のラベルコストは145,270円(年額)×5年=726,350円。
ラベル.e-STOREの白無地サーマルラベルとの5年間比較で約54万5千円の差額となりました。
プリンターメーカーSA社の場合
次はプリンターメーカーSA社との比較です。
SA社のラベルコストは1枚当たり1.91円。先程のMA社と比べると比較的お安く感じます。
SA社純正ラベルと弊社白無地サーマルラベルとの差額
SA社と弊社のラベル1枚当たりのコストの差は1円以内でしたが、これが年単位となると
3万3千円の差額が生まれました。
SA社のラベルコストは69,715(年額)×5年=348,575円。
ラベル.e-STOREの白無地サーマルラベルとの5年間比較で約16万8千円の差額となりました。
1枚当たりの差額はそこまで大きくありませんが、使用年数が多くなるほど
トータルのコスト差で高性能なラベルプリンターが買えるくらいの差額が生まれます。
まとめ
1枚たった数円のラベルでも、たった数年で数十万円の差額となることがわかりました。
ラベルプリンターの導入を検討中の方や、現在純正ラベルを使用中の方はぜひ一度
ラベルのコストを含めた見直しをされてはいかがでしょうか。
この業界は専門的な部分が多く、ユーザー側に不利益な情報など、
あまり公開しようとはしません。
ラベル.e-STOREでは、専門的な部分をすべてオープンにしユーザー目線で、
最良なコストパフォーマンスを得られる情報を発信していきます。
実際にあった出来ごと
現在(2022年3月)では原油、原料等が高騰している関係により、
全国的にラベル代の値上がりという情報を耳にします。
このような市況の中、とくに「事務器メーカーMA社」のラベルプリンタを
使用しているユーザー様より、ラベルコストが高いと
お問い合わせいただく機会が増えてきました。
実際にMA社のラベルプリンタを購入した事により、ラベルコスト面で
かなり損をしたお客様がいらっしゃいます。
そのお客様は複数の店舗を運営されており、全体的に1日あたり300枚程度の発行枚数でした。
当初より店舗数も増えて、ラベルの消費量が多くなってきた事から、
本来であれば、ランニングコストを抑えたいところでしたが、
製品購入後に高額な純正ラベルしか使えないという事を知りました。
単純に1日300枚計算で白無地サーマルラベルでコスト比較した場合、
5年後の使用で何台も機械が買えてしまいます。
製品は各店舗に設置しており、それなりの初期導入費もかかっておりましたが、
返品もできないため、かなりの無駄が発生してしまったようです。
当店ラベル.e-STORE 店長日記にも公開しております↓
>ラベル.e-STORE 店長日記 「M社ランニングコストの真実」
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